今年は、地域産品を生かし産業を活性化するため、「まつやま農林水産物ブランドのさらなる認知度向上に向けて」をテーマに、3年ぶりに対面でミーティングを開催しました。
まず、6月の第1回ミーティングでは、東京大田市場のJA全農えひめ東京事業所長の波岡幹人氏が関東向け愛媛県産青果物の流通実態を紹介し、2つのグループに分かれて意見を交換しました。
そして、7月の第2回ミーティングでは、SNSやイベントを生かし「まつやま農林水産物ブランド」の認知度をさらに高める方策を、直接、市長に提言しました。最後に、市長からyouthメンバーに対して、「皆さんが、松山を想う気持ちでつながり、お互い意見を言い合い、刺激し合えるのが、このyouthの強みの一つ。これからも松山をもっと良くしていくために、関わって欲しい。」とメッセージがありました。
松山愛郷会youthでは、今後も、首都圏で生活する若者だからこそ気付く、松山の魅力について議論を行い、提言につなげていきます。
【各グループの提言内容】
<グループ1>
【代表】川又 天斗 明治大学3年
曽我部 峻貴 ㈱愛媛銀行ソリューション営業部
武井 勇也 ㈱ZOZOテクノロジーズ
藤田 櫻子 東京都立大学4年
松長 美咲 横浜市立大学3年
松本 卓也 ㈱伊予銀行東京支店
明賀 優介 ソフトバンク㈱
和家 涼平 ㈱愛媛銀行東京支店
○提言内容
1.生産者の想いをSNSやウェブサイトで情報発信
「まつやま農林水産物ブランド」産品の生産者のブランド産品に対する想いや、生産過程のこだわりなどをSNSとウェブサイト上で発信し、ブランド産品の更なる認知度の向上を目指す。
2.ライブコマースの実施
ライブコマースを活用し、「まつやま農林水産物ブランド」産品をリアルタイムで紹介する。具体的には、シェフを招いた料理動画の配信や、生産者を交えてのブランド産品の紹介などを放送し、ブランド産品の更なる認知度の向上を目指す。
3.トレーサビリティに関する情報をSNSやウェブサイトで発信
「まつやま農林水産物ブランド」産品が出荷されるまでの過程や、仕入れ先の店舗の情報などをSNSとウェブサイト上で発信し、ブランド産品に対する安心感の創出と更なる認知度の向上を目指す。
4.「里島めぐり」で実施する農業体験をSNSやウェブサイトで発信
「里島めぐり」で実施している農業体験(カラマンダリン)の様子などをSNSとウェブサイト上で発信し、ブランド産品の更なる認知度の向上を目指す。
<グループ2>
○メンバー・所属
【代表】阿部 晃大 上智大学3年
青野 純也 ㈱フジタ東京支店
家安 将太郎 東京大学2年
岡 姫乃 武蔵野音楽大学卒
越智 優作 ㈱愛媛銀行東京支店
清水 修虎 早稲田大学大学院2年
戸田 将太 ㈱伊予銀行東京支店
中浦 鯉太郎 東京大学4年
山本 正太郎 ソフトバンクグループ㈱
○提言内容
1.都内の社員食堂でブランド産品メニューの販売とPRを実施
youthメンバーが所属する企業と連携し、社員食堂でブランド産品を使ったメニューの開発・販売と、ブランド産品のPRを実施し、ブランド産品の更なる認知度の向上を目指す。
2.都内の駐車場等でキッチンカーを出店
youthメンバーが所属する企業と連携し、事業所の駐車場等でキッチンカーを出店する。期間限定でブランド産品を使ったメニュー販売や、ブランド産品のPRを実施するなど、認知度の向上を目指す。
3.都内で謎解き×蛇口からポンジュースイベントを開催
youthメンバーが所属する大学等と連携し、街歩き・周遊型イベントを開催する。例えばメンバーが通う大学の謎解きサークルと協力し、学園祭で謎解きイベントを実施する。謎解きのゴールに蛇口からポンジュースを用意し、楽しんでもらうことで、ブランド産品の更なる認知度の向上を目指す。