今年度は、コロナ禍で首都圏からの地方移住に関心が高まる中、「移住したいまち松山を目指して」をテーマに、7月8日(木)にオンラインで第1回ミーティングを開催しました。大学生や若手社会人13人が参加する中、東京で移住希望者を支援する「えひめ移住コンシェルジュ」の松原香織さんをお招きし、首都圏における移住相談の現状や愛媛県の取組を紹介していただきました。

 その後、メンバーは2グループに分かれて、グループ1「マツワカ(※)の認知度を向上させるにはどうすればよいか」、グループ2「日程や内容等を自分で決められるオーダーメイド型の移住体感ツアーに、子育て世代の参加者を増やすためにはどうすればよいか」について、グループディスカッションを行いました。

 メンバーからは、「市外で活動する人やインフルエンサーにマツワカの情報を発信してもらってはどうか」や「移住体感ツアーを20代前半の若者にもPRすれば、将来子育て世代となった時に参加してもらえると思う」など、活発な意見が出ました。

 これらの意見を基にグループ内でさらに話し合いを深め、8月に第2回ミーティングを開催し、松山市が若者や子育て世代から選ばれるまちになるための方策について、若者目線で考えた提言を市長に発表する予定です。

※マツワカ:松山に在住、もしくは通勤・通学する10~20代の若者で構成するプロジェクトチーム。市内外の若者世代にもっと松山のことを知ってもらい、好きになってもらうための応援活動を行っています。